「レントゲンは異常がないので湿布で様子をみましょう。」
「歳のせいなのでしょうがないですね。」
「スポーツをすると痛いなら痛みが良くなるまでスポーツは休みましょう。」
こんな感じのことを言われて痛みを諦めていたことはないですか?
私は打撲や不意の外傷は別として、全ての痛みは起こるべくして起こったと思っています。
その原因の一つが身体の機能不全です。
機能不全とは姿勢の悪さ、筋力や筋肉の柔軟性の低下やアンバランス、身体の使い方の悪さなどの事ですが、その事が身体の一部に負荷をかけ、危険信号として痛みを発生させます。
その危険信号である痛みを我慢して負荷をかけ続ければ、身体が壊れてきて器質的な障害(疲労骨折、軟骨が減るなど)が生じてしまいます。ですのでレントゲンで大きな異常がないうちに原因になっている機能不全を治す事が大事なのです。
同じく歳をとって同じように膝の軟骨が減っている人でも痛い人と痛くない人がいます。
これも痛い場所に負荷がかかるような機能不全があるからだと思います。中には変形がひどくて手術が必要な人もいますが、一概に歳のせいと諦める必要はないと思います。
スポーツも痛い時期に休んでいるだけでは機能不全は改善しませんので、そのままスポーツに復帰すればまた痛くなります。
機能不全を改善しなければならないのです。当クリニックの強みはそのような視点で、患部だけでなく、原因になっている身体の機能不全を探し出し、運動器リハビリテーションを行える事です。
そのために国内トップレベルの講師を招いた勉強会も行なっております。